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血圧が高い…

血圧が高い イラスト

皆様、血圧が高いのを放っておく方は非常に多いですが、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などを起こしやすくなりますので、血圧が高い時にはしっかり下げた方がいいです。若い方でも脳出血で麻痺が残る方も多いので、しっかり治療することが大切です。

血圧を下げることで、脳の病気が30~40%、心臓の病気で20%、それぞれの病気になるリスクが減少できることが証明されています。それくらい高血圧は様々な病気を起こします。
皆様に知っておいていただきたいのが、どのくらい下げればいいのか?ということです。家での血圧に関しては上が120㎜Hg、下が75㎜Hg以下です。病院では上が130㎜Hg、下が80㎜Hg以下となっています。
意外と下げるのだなと思いますよね。もちろん年齢や病気によって血圧の下げ方は変わります。きちんと相談して調節をしましょう。

治療としてはまず何と言っても、減塩です。6g/日未満の制限が必要で、かなりの薄味になります。なかなか達成できない目標ですが、意識的に塩分を減らすことが血圧を下げることに繋がります。運動や禁煙も大切です。
生活習慣の見直しをして、血圧が下がらなければ薬での治療が必要です。
薬の種類も多く、それぞれ特徴があるので、患者様に合わせた治療を行います。

血糖が高いと言われた…

血糖が高い イラスト

糖尿病には2型糖尿病と1型糖尿病があります。2型糖尿病はいわゆる食べ過ぎや運動不足、肥満などによって起こる病気です。1型糖尿病は免疫が関与していて膵臓の細胞が破壊されることに起きる病気です。
血糖値が空腹時に126㎎/dl以上、糖尿病の指標であるHbA1cが6.5%以上、ブドウ糖負荷試験が陽性を2回以上認められれば糖尿病と診断されます。

まず治療方法としては食事や運動療法が中心になります。これだけでも下がる人は多いので、頑張りましょう。また、最初から血糖値が非常に高い場合には、血糖値を下げる薬を初回から使用していきます。
脳卒中や心筋梗塞などの合併症を防ぐには7.0%未満までコントロールすることが重要です。最終的にはHbA1c:6.0%未満を目標に下げていきます。

最近は薬の種類が豊富になっており、患者様に合わせて処方をします。

また、1型糖尿病の場合はインスリンが出なくなるのでインスリン療法が必要となります。専門の先生に診ていただく必要がありますので、ご紹介させていただきます。当院では当日院内採血を行い、5分程度で血糖値とHbA1cを測ることができます。当日その結果を確認し細かい調節ができますので、安心してご相談ください。

コレステロールが高い…

コレステロールが高い イラスト

健診で引っかかる人は多いと思います。悪玉コレステロールが高い場合や善玉コレステロールが低い場合は治療の対象となります。
悪玉が高い場合には『吹田スコア』という点数表を用います。これは心筋梗塞の発症がどれぐらいの割合で発生するかを予測するためのものです。このスコアが高い方は治療の対象となります。血液検査で結果がわかるため、きちんと検査を受けて治療を受けることが大切です。

また、中性脂肪も高いと問題になることがあります。脂肪肝という病気を知っていますか?中性脂肪が高い状態が継続すると肝臓に沈着して脂肪肝となります。いわゆるフォアグラみたいなものです。
それだけでは問題ありませんが、ひどいと肝機能の障害が出ることがあります。非アルコール性脂肪肝炎(MASLD/MASH)という病気で、肝硬変や肝細胞がんになってしまうこともあります。
症状がないからと言って高い数値を放置しておくのはあまりよくありません。中性脂肪を下げる薬もありますので、しっかり治療を行いましょう。

尿酸が高い…

尿酸が高い イラスト

尿酸が高いと言えば、痛風発作です。足の親指が赤く腫れて、風が吹くだけでも痛いというほどの激痛に見舞われます。
痛風発作を経験した人は二度と経験したくないというほど痛い病気です。痛風発作で痛い時には早期に適切な治療を行うことで痛みが治まりやすいです。必ず受診しましょう。

尿酸値が7.0㎎/dl以上であれば誰でも起こりうる病気ですので、注意しましょう。また、尿酸は関節に症状を起こすだけでなく、腎臓に付着して腎臓の機能を悪くしたり、尿管結石の原因になったりと意外と侮れない病気です。
ビールなどのプリン体を避けたりするだけでも数値は下がってきますので、まずは食事療法で行い、下がらなければ尿酸を下げる薬を使用します。当院では院内採血により尿酸値が確認できるため、当日診断を行うことができます。ぜひご相談ください。

動脈硬化が心配…

動脈硬化は血圧が高い(高血圧症)、コレステロールが高い(脂質異常症)、血糖値が高い(糖尿病)、尿酸値が高い(高尿酸血症)といった生活習慣病で起こるものです。徐々に血管が細く、硬くなり、最終的に脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などを引き起こします。
予防医学の観点からも早期に生活習慣病の治療を行うことで重大な疾患に発展するのを防ぐことができます。きちんと治療を行いましょう。
当院では当日動脈硬化の検査(ABI)もできます。血圧計を手足に巻いて、血管の硬さやつまり具合を評価する5分程度の検査です。

体脂肪が気になる…

よく患者様から聞かれるのは、内蔵脂肪がどうなっているか心配ですという言葉です。いわゆるメタボリックシンドロームですね。
当院では数分でCTを使って検査ができます。腹囲だけではわからない情報が得られるので正確な評価が可能です。被爆量も0.2mSVとレントゲンの2回分であるため、安全に行えます。

喉が痛いときには…?

喉が痛い イラスト

代表的なものは急性咽頭炎・扁桃炎があります。いわゆる『喉の風邪』です。原因としてはウイルス感染や細菌感染があります。

どちらも喉の炎症を取る薬などは使うのですが、細菌感染の場合は抗生物質を使います。
ひどくなると膿がたまり、切開をしなければいけないこともあるので注意が必要です。
また細菌の種類(A群β溶連菌)によっては腎臓の機能が悪くなる人もいるため、その細菌がいるか検査をする必要もあります。状況によっては院内採血を行い、感染の重傷度を確認します。

咳が出るときは…?

咳が出る イラスト

いわゆる代表的な風邪が、急性気管支炎という病気です。
一番多い原因としてはウイルスによるもので、ライノウイルスやアデノウイルスが多いです。咳に対して鎮咳剤、痰に対しては去痰剤、発熱に対しては解熱剤などを使います。
基本的には抗生剤の使用は必要ありません。他に胃液の逆流が起こる逆流性食道炎でもせきが出ることはあります。

気をつけなければいけないのは肺炎!!

細菌性肺炎の場合は放っておくと、酸素が体の中に足りなくなって呼吸が苦しくなったり、意識がもうろうとすることがあり、入院が必要となることもあります。
基本的に行う検査は血液検査とレントゲンになりますが、感染の初めや誤嚥性肺炎だとレントゲンではわかりにくいので、CTが必要になることもあります。

当院では院内採血で感染の重症度の指標になる検査が15分程度でできるため、しっかりとした対応ができます。外来で治療できないレベルであれば関連医療機関へご紹介させていただきますので、安心してご相談ください。

鼻水が止まらない!?

アレルギー剤の種類

花粉症が代表的です。アレルギー性鼻炎です。花粉にはたくさんの種類があり、原因となる草木は一年中あります。
大切なのは自分の花粉症の出現時期を把握して治療を行うことですが、アレルギー検査(花粉症用)を行うことも大切です。アレルギー検査で自分がどの時期に花粉症になるのかを把握することです。

実は花粉症はシーズンに入る前に治療を開始すると症状がひどくならなくて済みます。花粉症用のアレルギー検査で自分がどの時期に花粉症になるのかを把握することで、治療が的確にできます。
基本的には抗ヒスタミン薬というアレルギーの薬(鼻水止め)で治療を行います。鼻詰まりがひどい場合には、点鼻薬、目がかゆい時は点眼薬なども処方できます。市販薬でも花粉症の薬は手に入りますが、医療用のアレルギー剤は種類が豊富なので、自分に合った薬を探しましょう。

種類 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ハンノキ科
スギ科
ヒノキ科
イネ科
ブタクサ属
ヨモギ属
カナムグラ
  • 多い
  • やや多い
  • 少ない

尿が近い、残尿感がある、尿をする時に痛みが…

このような症状の場合に尿の細菌による感染が疑われます。つまり、尿路感染の膀胱炎です。
膀胱炎は放っておくと腎臓の方に細菌が入り込み、腎盂腎炎となります。腎臓は血流が豊富な臓器のため、血液の中に細菌が入ると、敗血症といって意識が悪くなったり、血圧が下がり死に至ることもある状態になることがあります。
女性の方はなりやすく、初期に適切な治療を行う必要があります。慢性的に続く方は通常では使わない抗生剤を飲んでいただくことによって改善するケースもあります。

便が出ない、便が固い…

週3回以上便が出ない人は便秘症と言います。
人によっては吐き気が出たり、吐いてしまうこともあるため、適切な治療が必要です。

食事指導や水分摂取の指導を行い、それでも改善しない場合は薬を使用します。作用の異なる薬がたくさんありますので、患者様に合わせ治療を行います。

当院では必要に応じてレントゲンなども施行できます。便秘で悩む人は多いので、ぜひご相談ください。

下痢がひどい…

『気持ち悪い』『吐いてしまう』『水のような下痢が3回以上出る』この3つが揃えばウイルス性腸炎です。
代表的なウイルスとしてはノロウイルス、ロタウイルスなどがあります。通常は抗生剤の必要はありません。整腸剤や漢方薬、吐き気止めを使用します。

他に過敏性腸症候群という病気があり、精神科疾患との関連性が深いです。精神状態を良くさせることと、専用の薬で治療をすることが大切となります。

インフルエンザ

インフルエンザ

インフルエンザの潜伏期間は平均2日間(1~4日間)と言われています。症状としては38℃~40℃の発熱、強い筋肉痛や関節痛、強い倦怠感などがあり、急激に症状が出るのが特徴です。特徴的な所見としてインフレンザ濾胞というものがあります。これは喉の奥を見ることで確認できる場合があります。

インフルエンザの検査が陰性であっても流行期であれば60.6%の方がインフルエンザの可能性があります。医師の判断でインフルエンザの可能性が高いと判断した場合には陰性であっても投薬を行うことがあります。

健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。子どもやご高齢の方は気管支炎や肺炎などの合併症を発症しやすく、重症化すると脳炎や心不全になる場合もあります。インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、いったん流行すると、年齢や性別を問わず、多くの人に短期間で感染が広がります。二次感染、合併症の予防のために、できるだけ早く受診することが大切です。

気管支喘息

気管支喘息 イラスト

最近の調査では気管支喘息の患者様は400万人を超えており、年々増加傾向です。過去に小児喘息の方の場合、成人になって再発するケースは3~4%といわれています。

喘息の発症要因として、たばこ、ダニ、ハウスダスト、花粉、ペットといったアレルゲンに加え、ここ最近では家屋構造の変化によるアレルゲンの増加、排気ガスや工場排煙などによる大気汚染、食品や住宅建材などの化学物質、長時間勤務による過労やストレスが増えたことなどが喘息を発症させる要因と考えられます。

喘息は、症状がないときも慢性的に気道に炎症が起きており、炎症がある気道に刺激が加わると、気道が狭くなり、痰などの分泌物が増えます。この状態が慢性化すると突然の咳き込みや呼吸をするたびにゼイゼイ、ヒューヒューといった音がする喘鳴、息苦しくなる、といった症状が起こります。発作は治療によって通常は数分から数時間でおさまりますが、激しい発作が長く続くと危険な状態になる場合もあるため、しっかり治療することが大切になります。必要に応じてその場で吸入や点滴を行います。

医療法人こまくさ
あさひ脳神経内科精神科クリニック

院長飯嶋 一侑樹

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